G&N編集局です。
2025年7月は異常な猛暑、全国的に7月として過去最高の気温が記録された月で、特に兵庫県丹波市では最高41.2℃という、観測史上最高の異常事態となりました。35℃を超えるような日には、徒歩や自転車での移動は体力的に非常に厳しくなります。特に 高齢者や小さな子ども連れ、スーツを着るビジネス層は「短距離でもタクシーを利用」する傾向が強まります。また、駅やバス停での待ち時間が「炎天下での我慢」となるため、電車やバスからタクシーに切り替えるケースが増えます。特に「駅から自宅までのラストワンマイル」や「最寄り駅までの送迎」で需要が伸びる傾向にあります。
そのようななか、弊社GREEN&NANKOH TAXIのドライバーたちは今日も公共交通機関としての使命をまっとうすべく安全運行で、神戸の街を走ります。
さて、7月の月収ランキングを公開いたします。
結果やいかに。
対象
- 異業種からタクシードライバーとなった者
- 未経験からタクシードライバーとなった者
昼勤務の部 🏅TOP5
売上(円) | 月収(円) | ||
---|---|---|---|
🥇 | TMさん | 1,224,980 | 747,238 |
🥈 | YMさん | 1,141,820 | 696,510 |
🥉 | YYさん | 1,113,890 | 630,868 |
4位 | KYさん | 1,034,210 | 572,784 |
5位 | ISさん | 920,890 | 561,743 |
夜勤務の部 🏅TOP5
売上(円) | 月収(円) | ||
---|---|---|---|
🥇 | MMさん | 1,217,290 | 754,720 |
🥈 | SZさん | 1,054,520 | 653,802 |
🥉 | MMさん | 933,660 | 578,869 |
4位 | EDさん | 881,790 | 546,710 |
5位 | SNさん | 873,560 | 541,607 |
今月のドライバーインタビュー🎤
昼勤務4位 KYさん
入社して独り立ちをしてから、1年と数ヶ月が経ちました。そして先月、初めて月間売上が100万円を超えました。今月初めて大台を超えたわけですが、意識していた「今月の目標」というものはありませんでした。ただ、「毎月の目標」として、以下の4つを基本に据えて乗務しています。
- 無事故無違反であること
- 健康であること
- 楽しく仕事をすること
- 売上85万円前後を目指すこと
特に「健康」に関しては、体が資本の仕事ですので、無理をせず体調を崩さないように気をつけています。売上については、シャカリキに頑張れば90万円以上になる月もありましたが、体調を崩しやすいタイプなので、自分の体と相談しながら、85万円をベースに考えるようにしています。
私は主に流し営業で売上を立てていますので、今月も、街の状況や時間帯、イベントなどを加味しながら、ひたすら流し営業を続けていました。今月、あえて変えた点を挙げるとすれば、「営業中に実車回数を数えるのをやめたこと」です。これまで、「できるだけ多くのお客様をお乗せすること」、つまり実車回数を重ねることを何より重視してきました。これは今後も変わらず意識していきたいポイントです。
ただ、先々月、40回近くご乗車いただいたにもかかわらず、日の水揚げが4万円に届かず、気分がかなり落ち込んでしまいまったことがありました。いつもなら、翌日には気持ちをリセットするようにしていますが、このときはなかなか切り替えができず、逆に実車回数よりも客単価を意識しすぎてしまいました。その結果、空回りしてしまい、「これは自分のスタイルじゃない」と痛感しました。そこで、「自分で決めた終業時間まで真面目にコツコツ営業すること」だけに集中しました。これまである程度実車回数を重ねられていたわけですから、過度に「今日はこれくらいご乗車頂く」といった細かい数字は気にせずとも結果は付いてくると割り切ったのです。この「コツコツと続けること」が、自分が100万円を超えられた一番の要因だと思っています。
これからも100万円越えを目指すことは大切ですが、それ以上に、「無事故無違反で、健康に、楽しく、コツコツと営業を続けること」を意識していきたいと思っています。そうすれば、おのずと結果はついてくると考えています。現在はありがたいことに、新人さんの教育にも携わる立場になっています。もちろん、自分自身の売上も大切ですが、関わった新人さんたちがしっかりと売上をつくれるようサポートしていけたらと思っています。
夜勤務5位🥇 SNさん
私はデビューしてまだ3ヵ月ほどの新人ですので、まだまだ修行中の身だと感じています。大台である「月間売上100万円」は意識しつつも、無理をせず「前月の自分を超えること」を第一の目標に掲げて取り組みました。どのエリアが、どの時間帯にアプリ配車や無線配車から配車依頼がくるかを自分なりに分析できるよう、基本的に付け待ち(停車しお客様を待つ営業方法)をせず、ひたすら流し営業に徹しました。走りながら統計をとる感覚で動いたのです。そうすることで、曜日によっては、同じエリアや時間帯でもアプリ配車の乗車依頼回数にムラがあると実感することが出来ました。そうした変化を含めてデータを積み重ねたことで、ある程度の自分なりの統計が取れるようになり、以前よりも売上を上げやすくなったと感じています。
格好つけるつもりはありませんが、私はランキングを一切気にしていません。「先月の自分を超える」ことを繰り返していけば、気づいた時には自然と追いつけるような結果になっているはずだと考えています。売上が悪い日があっても、良い日でカバーすれば大丈夫です。ですので、一日ごとの結果に一喜一憂せず、流れに逆らわず乗りこなす「ニュートラル思考」を大切にしながら、日々精進していきたいと思います。
営業部長原口の総括 📝
猛暑の日々が続いています。近年顕著な傾向ではありますが、特にこの時期は猛烈な暑さの入り口に体がまだ慣れておらず、ちょっとした移動手段としてご利用になるお客様が多くいらっしゃいます。数十メートルの急な坂を「ちょっと上まで」といったご依頼も、珍しくありません。こういった環境下では、実車回数は顕著に伸びる一方で、いわゆる「ロング」のお客様がご乗車頂く確率は下がりがちです。そのような中でも、焦らず急がず、自分の性格やスタイルに合った営業方法を工夫しながらコツコツと続けてきた乗務員さんほど、着実に実績を積み上げているように感じます。
また一方で、デビュー間もない新人乗務員さんが、驚くような数字を出している様子も見受けられました。「仕事の切り上げ時がわからなくなる」という、うれしい悲鳴が聞こえてくるほどの需要の高さと、新人ならではのフレッシュで青い情熱が相まっての結果でしょう。多くのお客様をお乗せする中で、一気に経験値を積むことができるこの環境の中で、自分なりのスタイルを見つけ、今後も楽しみながら営業に臨んでもらえたらうれしいですね。